05年10月1日(土)   百万貫の岩まつり2005

 

 05年白峰渓流釣りは9月30日に終了した。30日の夕方に民宿の女将さんに明日百万貫の岩でまつりが行われ放流したイワナが釣れると聞いた。大将も、これからイワナの成魚を放流に行くと軽トラで出かけていった。
イワナの宴会用ストックを釣ることを兼ねて行ってみようかということになった。

10月1日の朝6時頃に起床、7時からの昼食後白峰村内をカメラをもってブラブラ歩く。

川向こうのスキー場駐車場より撮影



まつりは10時からであったが待ちきれず9時過ぎに会場に向かう。会場は準備中であった。

百万貫の岩とは昭和9年の手取川大洪水の際に、上流の宮谷より流れてきた重さ129万貫(4839トン)、高さ16m、幅23mの巨大な岩で、平成13年に石川県の天然記念物に指定されている。
この日は岩の上に櫓が組まれ簡単に上まで上れるようになっていた。川が百万貫の岩までの通路確保のためせき止められプールのようになっており、そこにイワナが放流されていた。
 

  

人の少ないうち百万貫に上り記念撮影
上に上るとその高さに驚く、さすがわ高さ16mの大岩



まつり開始まで時間があるというのにイワナ放流場所には既に釣り人が集まり竿を出していた。意外と本格的な釣師スタイルの人が多かった。私も釣り道具を車に取りに戻り釣り受付で餌を買い川に入る。しかし、釣れたのはもともと川にいたと思われる15cmのイワナ1尾のみ。
プールには25cm前後のイワナが泳ぐ姿が見えるが見える魚は釣れず。それでも端っこの岩の下に我慢強く餌を沈め釣上げた人もいた。大きさは25cmぐらい。30分程で釣りはやめる。 
 

10時を過ぎると人が集まってきた。
”百万貫の岩まつり実行委員会”が主催で、国、県、地元の機関が後援しており、渓流釣り以外にもフルートとピアノのミニコンサート、土石流体感3Dシアター、岩転がし、化石レプリカ作り、恐竜フワフワ「りゅうちゃん」などのイベントが行われていた。
入場券は500円でイワナ一匹、ナメコ汁一杯、シイタケの原木一本がプレゼントされる。
緑の森からシャトルバスがピストン運行していた。
 

11時30分に白峰村を後にする。