　小浜の蘇洞門は、海に面する久須夜ヶ岳の北側の断崖が日本海の荒波に打ち砕かれ海蝕してできた約６ｋｍに及ぶ景勝地である。特に、大門・小門は岩の中が打ち落され、周囲が柱状に残っているため、小船なら通れるくらいの洞門となっている。ほかにも夫婦亀岩、獅子岩、象を積んだ唐船をつないだと言われる唐船島など名前が着いた場所がある。

江戸時代中頃作の「小浜城下蘇洞門景観図」に、小浜の風景と共に蘇洞門が描かれており、江戸時代中頃にはすでに景勝地として人々に紹介されていたとのことである。

小浜フィッシャーマンズワーフより遊覧船が出ている。

大門、小門　裏に小さな船着場があり上陸してゆっくりと写真が撮れる

船着場から見た大門、小門

大門上の絶壁、正に自然が長い年月をかけ造り上げた芸術作品である