乗鞍岳の花

　中部山岳公園の南端にある乗鞍岳は、南北１３ｋｍ東西２０ｋｍにおよぶ大きな山である。
２７００ｍの畳平までバスで登ることができるので、夏には駒ケ岳同様、手軽にめずらしい高山植物の花が見られ多くの人が訪れる。私はいつも乗鞍高原観光センターの駐車場に車を止めエコーライン側から登る。夏には３時半頃にご来光バスが出ており、一度ご来光バスに乗り山上からのご来光を撮影したいと思っている。秋の紅葉も見事である。

２５００ｍ以上の高山帯となる畳平、咲いている花もコイワカガミ、ヨツバシオガマ、ミヤマキンバイ等の駒ケ岳と同種のものが多いが、花の種類は駒ケ岳、立山に比べ少ないように思えた。
特筆すべきは駒ヶ岳では絶滅（山上の一部で植えられているが）したといわれているコマクサが、畳平から桔梗ヶ原のいたるところで手軽に見れることである。また、畳平駐車場下お花畑のハクサンイチゲの大群落は北アルプス一と言われている。

主に駒ケ岳では撮影できなかった花を掲載します（風が強く、揺れで良い出来の写真が少なかった）。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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コマクサ、イワギキョウ

畳平お花畑（ハクサンイチゲの大群落）