２月２１日に０４年の初釣りを行うことになった。メンバーは、水谷氏、川北氏と私の３人。釣りにの気分を久しぶりに楽しんで、後は小浜あたりで蟹でも買って宴会ということで話がまとまり午前10:30に今津・川北ハウス集合となった。

８時前に自宅を出発、湖西道路を北上し今津に向かった。霞がかかっているようで、２月とは思えないような暖かさであった。９時過ぎ今津に到着、時間があったので、弘川の座禅草園へ写真を撮りに行った。

どこかでの写真で、地面には雪がないのに、座禅草だけ雪をかぶっている姿を見たことがあるが、ホンマかいなと思う。座禅草の根あたりは熱を持っており、座禅草の周囲だけ雪が解ているが普通である。

釣れず！　当りさえ無い！
おまけに買ったばかりのウエダ-の長靴のところがかたく、ズボン（コールテンの普段着）の裾がまくれて靴の部分に入らず。歩いているうちに、足を長靴の端の部分がこすり、１時間も歩くと痛くて我慢できない。
調べると右足3箇所、左足２箇所にスリ傷ができていた。雪も少なく水も冷たく感じず、５ヶ月ぶりの釣りの感触を楽しんだが、足が痛くで続行不可能と判断。水谷氏も当たりがまったくないため、止めよかとの話になった。
04年初釣り、１時間で終了。とにかく釣りはした。

昼になったので食事をすることに。名物、元祖箱館そばの店へ。

　このそば屋さんは、自家製のそばを使い12月から３月までしか営業していない店で、有名な店とか。箱館山のスキー場の下にあり、表にこそ人は並んでいなかったが、中には順番待ちの人が多数。

中を覗いて、満員のため帰る人も多い。

とろろそば（９００円）を食べたが、満員になるのが納得できる味であった。

そばで腹ごしらえをした後、夜の宴会の食材探しに敦賀の”日本海さかな街”へ。今夜はシーフードバーベキュー。駐車場は、乗用車、観光バスで満杯。初めて行ったが、海の幸は多くビックリするほど人も多かった。

予算は一人4千円。
北海道産と思われる越前蟹？３匹＋ホタテ、イカ、ハマグリ、甘海老で１万円他に干物等6種類を２千円で購入。
蟹は、本物と思われる一匹1万8千円の越前蟹より足は太い、身も詰まっている。
尚、ホタテ・・・はサービスとのことであるが、少し買い渋ると直ぐに付けてきた。
こういう市場は、値切らないと損をする。

３時頃に、川北ハウスに帰る。

私と水谷氏は、買ってきたタコワサビ、ホタルイカの沖付け、ゆず入りイカの塩辛（どれも絶品）、干物で一杯やり始める。名人川北氏は、水谷氏に釣り道具を借り、釣りに出かける。推奨した川に魚がいることを証明したかったようである。

5時前、酒が入り少し気分がよくなっているところへ、名人が帰ってきた。どうせ釣れなかったのではと思っていたところ、さすがは名人、２３ｃｍ程度であるが釣ってきた。

釣り談義、カメラ談義が始まる。三人ともカメラも趣味である。
毎年、3月のラストの土曜日に解禁となる白峰への思いが高まる。名人が秘密にしている幻の谷やら、過去の釣りの回想やら・・・・。また、ニコンのカメラがどうや・・・、キャノンのカメラはどうや・・・・、最近買った１２倍ズームが何やら・・・と話のネタはつきない。３人で釣りの会の名前を付けようということになったが、いい名前が浮かばず次回に持ち越し。
酒もまわり、３人とも年のせいか９時過ぎには寝た。

翌日、朝から蟹。

食事後、近くで鳥を撮影（キツツキの写真が撮れた)、函館山ドライブの後、昨日に続き元祖箱館そばで昼食を取り（今日は天婦羅そば）、私だけ１時頃、帰宅の途についた。

魚が釣れず、給料前のこの時期の会費４千円もきつかったが、京都市内で飲み食いするより、はるかにおいしい物が食べられ、ゆとりのある時間がすごせ非常に有意義であった。

尚、渓流釣りに、はまり込んでから、京都の夜の町へ繰り出したことは無い。酒は好きで、居酒屋へはたまに行く。